NO FUTURE FOR FUTURE

NO FUTURE,FOR FUTURE.メンタルや身体が不調でも、ほんの少しだけ明るくなれるようなことたち

【ユニークフェイス】再始動したパイオニア・石井政之が、愛知県豊橋市で交流会 9・30

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15年に「ユニークフェイス」が解散した時のEテレ書き起こしページより。ページは消えており、現在は「Interbnet Archive」でしか見られない

 9月30日(日)愛知県豊橋市で、顔に傷・疾患があるなど”見た目問題”を持つユニークフェイスの交流会が行われる。主催は「ユニークフェイス研究所」の石井政之

 石井は自身も顔に血管腫を持ち、以前に当事者組織「ユニークフェイス」を立ち上げ・運営。定期的なピアカウンセリングをはじめ、様々な当事者への支援を行っていた。(「ユニークフェイス」は15年に解散)

 ユニークフェイスという言葉の名づけ親でもある石井によると「先天的・後天的な病気、やけどや事故などで身体や顔が”ユニーク”な方たち」とのこと。(「ユニークフェイス」では、醜形恐怖は対象としていなかった)

 石井のブログによると、今回の「ユニークフェイス交流会」では「こんなことを語りたい、質問したい人(当事者、家族、友人知人などの関係者)の参加をお勧めします」とあり、「就職」「恋愛・結婚」「学校でのイジメ」「治療を受けたいけど良い病院、医師の探し方が分からない」などの項目が並ぶ。

 さらにユニークフェイス活動20年の経験から 石井政之が当事者目線でアドバイスをさせていただきます。また、ほかの当事者と経験の分かち合いをすることで、ともに解決策を探していきましょう。」 とある。

 また、石井はSNS「全国各地で、ユニークフェイス交流会を開催したいので、お声がけしてください。交通費を準備していただいたらうかがいます。土日がありがたいです。最近、西日本の当事者から,豊橋は遠いのでなんとかなりませんか、と問い合わせがありましたので。」と、愛知県豊橋市以外での交流会の開催にも協力するとしている。


 ブログ筆者は石井氏と面識があり、ライターになる時にカメラやテレコをいただく等世話にもなっているのだが、最近は多忙で「ユニークフェイス研究所」として活動を再開したことを知らなかった。

 団体「ユニークフェイス」は15年の夏に解散。NHKEテレでの解散時の番組で石井氏は「自分の気持ちがもう行き詰まっていて、助けてほしいとサポートを求める人ばかりで、余裕を持って人にサポートを与えるところまでいく人が集まってこなかった」「急ぎ過ぎた。メンタルのダメージを受けてる人がすぐに自分の足で立ち上がって、自分の考えを発言するというのはやっぱり時間かかる」と語っていた。

 2007年に東京から静岡に移住。その後結婚し、2子をもうけ現在は会社員を主な仕事として生活している。しかしネットでは変わらず、ユニークフェイスや他マイノリティに関する話題などを話していた。

 「ユニークフェイス研究所」は、公式サイトによると「若いユニークフェイスのための活動」で「ひとりボランティア」だと言う。



 愛知県近辺の当事者や、周囲の方は行ってみてはいかがだろうか。公式サイトには「JR豊橋駅から5分程度のカフェ」とあり、連絡した人に詳細を教えるとのこと。

交流会 | ユニークフェイス研究所
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石井政之 (@ishiimsyk) | Twitter
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