NO FUTURE FOR FUTURE

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58歳でプロデビューした”ギネス記録”のボクサー、デビュー戦はダウン奪われ、40秒でTKO負け「それでも立ち上がった」【動画あり】

58歳イングランド(左)が23歳のプロ6戦ボクサー相手にデビュー https://www.facebook.com/scot.england

 12月6日(水・日本時間)に米国テネシー州で行われたボクシングイベント『Country Box』のメインイベントで、58歳のボクサーであるスコット・イングランド(米国)が、ウェルター級の公式戦でプロデビューした。

 58歳でのプロデビューはギネス記録だったが、23歳の相手に、開始5秒でダウンを奪われ、1R40秒でTKO負けとなった。

イングランドがトレーニングに励む https://www.facebook.com/scot.england

 イングランドは元テレビレポーターで作家。幼少時からモハメド・アリの大ファンで、親交もあった。娘にアリーという名をつけたくらいだと言う。

 ある時、若いボクサーを取材していたが、彼はホームレス状態の劣悪な環境で生活しており、プロデビュー前に射殺された。

 イングランドは「彼のような人の物語を、私の物語を通じて伝えたい」と、ボクサーになることを志したと語る。
 元々、ボクサーにも憧れており、そのきっかけになったとも。

 海外メディアや本人のSNSによると、58歳でのプロボクシングデビューは、ギネス記録とのこと。
 また、史上最高齢のウェルター級プロボクサーでもある。

 トレーナーによると、週7回の練習を行い、10代のボクサーたちとスパーリングを行ってきたとのこと。

 イングランドはインタビューで「夢見ることをするには年を取りすぎていると言われているすべての人たちに、インスピレーションを与えたい」と意気込んでいた。

イングランドが10代のボクサー相手に打ち込む  https://www.facebook.com/scot.england

 相手は23歳のジョシャーン・ハンター(米国)で、BoxRecによると0勝6敗。うち5敗は1RでのKO負けとなっている。しかし、年齢差は35歳と大きく隔たりがある。

 試合はイングランドが勢いよくジャブを突いて飛び出すも、相手はしっかりとガード、右フックからの左右フックで、イングランドは仰向けにダウンした。

 立ち上がったイングランドだが、若干フラついて危ない様子だ。それでも再開すると、相手はジャブで攻めると、イングランドはガードもままならずもらい続ける。
 これは厳しいと判断したか、レフリーが試合を止めた。

ゴング開始から

レフリーストップされるまで

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 配信のコメントには「あの作家はそれでも立ち上がった」「58歳でリングに向かうなんて俺たちに出来るか?」とイングラムを称える声が並んでいた。

 スコットは試合後、メディアのインタビューに応じ「ダウン後は記憶が無い。鼻も折れているかもしれない。「年寄りたち、全員を失望させてしまったのは残念だ」と語った。

 スコットの試合後のFacebookでは「夢は悪夢に変わった!後悔はある?絶対にない。プロボクサーの最年長デビュー記録でギネスブック世界記録を更新したんだ。それを誇りに思う」と綴る。

 さらに「私が殴られたおかげで、興行者たちはすぐに他の老人を入れたがらないだろうから、私はおそらく永遠にこの記録を保持するかも。それは嫌かな」と言う。

 そして「正直、少し落ち込んでいるけれど、いずれ乗り越えるつもり。すでに新しい目標や夢を持って取り組んでいる。願わくば、もう少し苦痛の少ないものにしたい。まだ元気で生きている。私は昨夜、起き上がった」と前向きに何かの目標に向かっていくとしていた。

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自分の書いたこれこれを参考、改変しました。

 


 

 しかしここから書くことは、通常の人が思わないような、健康も命も考慮しない、頭がおかしい傲慢な意見だ。

 スコット、あなたは「興行者たちはすぐに他の老人を入れたがらないだろう。だから私はおそらく永遠にこの記録を保持するかも」と言った。

 正直に言うと、あなたはもっとトレーニングをして、もう一度リングに立ち、きちんと戦える姿を見せてほしいと思う。
 相手は同じ50代、60代で良い。
 同様のデビュー戦ファイターで良い。

 そしてきちんともう一度”ボクシング”を見せることだ。
 そうでないと、今後58歳にしてボクシングをしたいと言う人が、本当にリングに上がれなくなってしまう。

 格闘技をするとは、そういうことだと思う。
 一度グローブをはめて、リングに上がったのだ。

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