3年目の”毒親フェス”最終日(愛知)、この後も各地で巡回展の輪広がる
見逃してた。
9月29日(火)から、10月4日(日)まで(って今日じゃねえか)、愛知芸術文化センターにて『毒親アートフェス』が開催されている。
最終日である4日は10時から17時まで。
虐待サバイバーたちによる、自身の経験や思いを表現した絵や写真が30点以上展示されている。
自身もサバイバーである浅色ミドリさんによる企画も今回は3年目。
浅色さんは「虐待を受けてきた当事者が作品を送ることで、慰めになったり癒やされたり、はたまた発散できたりそういう人のためのものでありたい」と、当事者の虐待経験を昇華できる一助にしたいという。
2日にはNHKでも取り上げられた。
昨今のコロナ禍による影響で、今年は来場数も少なめとのこと。
しかしサバイバーの多くのように、落ち着いて静かに観覧したい人には助かるかもしれない。
入場料は100円(高校生以下は無料)で、さらに公式サイトにある画像を見せると一律無料で観覧することが出来る。
公式サイトによると本企画は個人の出資によって行われており、過去2回も赤字だったとのこと。サイトには寄付のお願いも書かれている。
また”巡回展”として、過去3年間の作品たちを印刷したものを各地でも展示する。
10月21日(水)から11月4日(水)は、名古屋市芸術創造センターで。
さらに11月28日(土)には福岡、12月12日(土)は東京、12月20(日)には神奈川で、いずれも虐待サバイバー当事者による講演会の一部として展示される。
巡回展は1日2000円から申し込みが出来、個人や企業問わず開催が可能。詳しくは公式サイトを。